成人式はいつから始まった?意味や由来を紹介!荒れ始めたのは最近?

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そういえば、成人式っていつ頃からあるのだろう?

ふと思うこと、ありますよね。

20歳の大人になったことを祝う「成人式」ですが、かつては、その年齢もずっと若くに大人として認められていました。

では、その成人式はいつから始まったのでしょか。

その意味合いも含めて紹介していきますね。

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成人式はいつから、どんな意味合いで始まった?

成人式の歴史をみてみると、古くから男子が大人の仲間入りをする通過儀礼が行われていました。

682年(天武11年)には儀式化していて、奈良時代以降「元服」と呼ばれていました。

宮廷や貴族たちの間では、13歳から15歳くらいになると元服をして、髪型を少年から成人のスタイルに変え冠をかぶり成人の服装に変わりました。

 

【中世以降の武家の時代】になると、だいたい15歳くらいになると男子には元服の儀式があり、それまでの幼名から大人の名前に変わり烏帽子をかぶるようになりました。

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やがて【江戸時代】になると、烏帽子をかぶる習わしはなくなりましたが、庶民の間でも、18・19歳で元服が行われるようになってきました。

 

また、女子の場合は、13歳ごろから初潮を迎えるなどで、生理的にも大人の条件を備えてきますので、

【平安時代の中期頃】には13歳から16歳くらいになると、髪の毛は結い上げて髪上げをし、裳(も)を着るお歯黒をする、眉墨を描くなどがされていきました。

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【鎌倉時代以降】になると、成人女性と認められると留袖を着るようになりました。

 

江戸時代以降、裳を着たり、お歯黒や眉墨などは、既婚女性に限定されるなど、女性の大人の仲間入りは随分と変化をしてきました。

いずれにせよ、現在の日本の成人20歳にくらべると、かなり早い歳のころから、男女とも大人の仲間入りをしていたのですね。

 

そして、現在のように成人に達した人たちを招待して、激励や祝福をする行事になったのは、1946年11月22日、現在の埼玉県蕨市において実施された「青年祭」が始めとなっています。

第二次世界大戦の敗戦により、虚脱感の溢れていた当時、次代を担う青年たちに未来への明るい希望と励ましを与えるため、現在の蕨市立蕨北小学校の校庭にテントを張り青年祭が行われました。

これが全国に広がり、現在の成人式となりました。

 

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成人式はいつから荒れ始めた?

成人の日に決まってニュースで流れるのが、成人式会場での乱闘の様子です。

毎年、恒例のように、こういった場面も取り上げられますが、成人式はいつから荒れ始めたのでしょうか?

 

 

1988年1月28日付朝刊の投稿欄に20歳の成人式に出席した学生の投稿が掲載されています。

(中略)式典が始まっても、会場内は静まるどころか騒然としたまま。

「やだあ、久しぶり。」「どうしてる?」「えーっ!何っ?どうしたの?」そんな会話が式典の進行をよそに飛び交う。

 

1990年代に入ると、「進行中はご静粛にお願いいたします」というチラシが配られた会場があったり、挨拶を聞いてもらえず、怒って帰った来賓もいた会場もあるといいます。

この頃になると、市長の挨拶やアトラクションの最中に壇上にあがり、進行を妨げる行動も目立ってきます。

彼ら彼女たちの言い分は「一生に一回だから」「無礼講でいいと思っていた」「目立ちたかった」と安易なものばかり。

 

服装も、どんどんと個性的なものになり、近年では晴れ着というよりも、仮装に近い感じです。

そして、毎年テレビの画面には、乱闘場面や、お祭り騒ぎで盛り上がっている新成人の姿が映し出されています。

一生に一回のことだから、初の大人行事として真面目に参加して欲しいですし、目立ちたいなら良い意味で目立つ方法を考えて欲しいものですね。

昔の13~15歳の成人式の方が、もしかするとよほど精神的に成熟していたのかもしれません。

 

 

さいごに

今の若者たちにとって「成人式」も、「ハロウィン」や「クリスマス」のイベントと同じような感覚かもしれません。

ただし、ハロウィンやクリスマスは毎年やって来ますが、成人式だけは一生に一度きり。

そこで普段できないことをやりたい。

そういった気持ちになるのかもしれません。

しかし、成人式は大人になったことをお祝いする大切な節目。

主催者側も参加する新成人も、「成人式」本来の意義を見直してみる必要があるかもしれませんね。

国の行事として祝日にまでなっているのですから。

 

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