奈良東大寺の二月堂お水取り(修二会)日程と時間・意味や由来も紹介

私の母親が昔からよく言う言葉があります。

お水取りの頃には必ず寒さがやってくる」

お水取りが終わったら、春がやってくる」と。

最初聞いた時には、「水鳥?」

確かに最近寒いけど、水鳥っていう鳥がいるの?

その「水鳥の頃」っていう時期があるの?

子供心に、そんな謎の疑問を抱えながらも、聞き返すことはせず、ただ「ふ~ん・・・」と相槌を打っていた私。

大人になってニュースを見るようになって、や~~~っと意味がわかりました。

もちろん今はしっかり理解していますよ!奈良県民ですし(笑)

ここでは、奈良東大寺の二月堂のお水取りについて、2017年の日程や時間

お水取りの意味や由来見どころなんかもご紹介していきます!

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奈良東大寺二月堂のお水取り2017年の日程&時間は?

修学旅行で同じみ、奈良の東大寺。

正式名称は「華厳宗(けごんしゅう)大本山 東大寺」。

その東大寺で執り行われている法要「十一面悔過(じゅういちめんけか)」は752年から続く伝統行事です。

東大寺は過去に二度、大火災に見舞われていますがこの法要だけは「不退(ふたい)の行法(ぎょうほう)」として一度も途絶えることはありませんでした。

※十一面悔過というのは、過去の過ちを仏の前で懺悔(ざんげ)する法要

 

そしてこの懺悔の十一面悔過は、元々は旧暦2月1日~2月14日まで執り行われていたため、

2月に修める法要として「修二会(しゅにえ)」とも言われます。

この「修二会」の中で行われる「お水取り」、法要の際には松明(たいまつ)に火がともされるところから、

「修二会」のことを「お水取り」や「お松明」とも呼ばれるようになりました。

 

2017年「修二会(しゅにえ)」日程

修二会 別火坊(べっかぼう)

  • 日時 2017年2月20日~28日
  • 場所 戒壇院 (かいだんいん)

「修二会 別火坊」は、「修二会 本行」法要に参加する練行衆(僧侶)が、物心両面の準備をするための期間に当てられ、声明の稽古、仏前を飾るものなどを作ります。

 

修二会 本行

  • 日時 2017年3月1日~15日
  • 場所 二月堂

以下の行事が執り行われます。

  • 過去帳(3月5日、12日)
  • 走りの行法(5~7日、12~14日)
  • だったん(12日~14日)
  • お水取り(12日)
  • お松明(1日~14日)

※画像:普段の二月堂はとても静かです。

 

中でも人々に人気のある儀式の日程と時間は?

やはり、お松明とお水取りが人気ですね。

それぞれの日程と時間をまとめておきます。

【お松明】

3月1日~3月11日・13日 19:00~ 約20分間

3月12日 19:30~ 約45分間

3月14日 18:30~ 約10分間

【お水取り】

3月12日深夜(13日午前1時ごろ)

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「お水取り」とはどういう意味?どういう行事?

「お水取り」すなわち「修二会」は、私たちが日常の中で犯している過ちを、

二月堂の本尊である十一面観世音菩薩の宝前で僧侶たちが私たちに代わって苦行を行い、懺悔し、

天災、疫病、反乱の鎮静化し、鎮護国家、天下泰平、風雨順時、五穀豊穣、万民快楽など人々の幸福を願う行事です。

 

東大寺二月堂のお水取り!見どころは?

【お松明】

修二会のシンボルのような儀式であるお松明。

本来は行を勤める練行衆と呼ばれる11人の僧侶が、廊下を登る時に道明かりとして焚かれるものですが、今では昔よりも巨大化し、振り回して演じられるようになりました。

特に3月12日は一回り大きな籠松明が出て、大変見応えがあります。

お松明の火の粉を浴びると健康になる、幸せになると信じられています。

 

【お水取り】

3月12日深夜(13日午前1時ごろ)には「お水取り」と呼ばれる儀式が行われます。

練行衆が桶を担ぎ閼伽井屋(あかいや)に入り、若狭井(わかさい)という井戸からお香水(こうずい)をくみ上げます。

お香水は閼伽桶に入れられ内陣に運ばれます。

香水は本尊にお供えをしたり、供花の水として使われたりします。

お香水の頒布もあります。

 

お水取り(修二会)は大混雑

3月12日は「籠松明」に「お水取り」と見どころが詰まっていますが、警察や機動隊が出るほどの大混雑となります。

厳粛な儀式ですので、フラッシュ撮影なんかも禁止されているのですが、やはり大勢の見物客の中には、知らずにフラッシュをたいてしまう人も。

「フラッシュをたくな~!」などの怒号も飛び交ったりして、少し残念な空気も漂いますが、それでも一見の価値ありの厳かな儀式。

神秘的で心が洗われます。

小さいお子さん連れの方、体の不自由な方は御参りの際はご注意くださいね。

修二会の儀式の意味を理解して、人が傷つくことのない法要になるよう願っています。

 

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