潮干狩りの貝毒 時期はいつ頃が危ない?症状や潜伏期間&加熱してもダメ?

春から夏にかけての潮干狩り時期の海では、潮干狩り区域が出来ていて、いつも賑わっています。

干潮時に浜辺で「ゴリゴリゴリゴリ」と熊手で砂を掘り、中にいる貝を掘り出す。

まるで宝探しをしているように面白く、子供だけでなく大人もついつい必死になって掘ってしまうんですよね♪

驚くほどたくさん獲っている人を見かけると、「そんなに食べるの?」と思ってしまいますが、夢中になったらやめられないんでしょうね(笑)

でも、そんな楽しい潮干狩りでGETした貝、実は危険かもしれません。

最近よくニュースなどでも話題になりますよね、「貝毒」

ここでは、潮干狩りの貝に気を付けたい「貝毒」について、その時期を説明していきます。

もしあたった場合の症状や潜伏期間、また加熱すると大丈夫なのかどうか・・・などもお話ししますので、潮干狩りの前にぜひ一読くださいませ。

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潮干狩りは貝毒に注意!時期は?

まず「貝毒」とはどのようなものなのでしょうか。

2本の鞭毛(べんもう)を持つ単細胞生物である渦鞭毛藻(うずべんもうそう)のうち、毒素を産生するものを有毒渦鞭毛藻といいます。

これを捕食した貝が、毒を蓄えてしまう現象のことをいいます。

 

貝毒の発生時期

日本での貝毒の発生は2月~8月に見られ、4月~5月頃に最も多くなります。

潮干狩りの時期は、春から夏ですので、ちょうど「貝毒の時期」と重なっています。

これは要注意です!!

 

貝の種類によって毒の溜まりやすさは異なる

貝の種類によって、毒の溜まりやすさ【排泄(代謝)の速度=毒化の期間】は異なります。

ホタテガイ、ムラサキイガイは毒化状態が長時間続きます。

カキは短期間です。

潮干狩りのアサリも、残念ながら毒化し、「アサリ毒」と呼ばれています。

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貝毒の症状と潜伏期間

貝毒は症状により分類されます。

  • 下痢性貝毒
  • 麻痺性貝毒
  • 神経性貝毒
  • 記憶喪失性貝毒

日本で主に問題となるのは、下痢性貝毒と麻痺性貝毒です。

それぞれの症状・潜伏期間を見てみましょう。

 

下痢性貝毒

食後30分から4時間くらいの短時間の間に症状が出ます。

症状としては、主に下痢、嘔吐、吐き気、腹痛です。

症状が出た場合、脱水症状を防ぐためにしっかりと水分を取ってください。

消化の良いものを食べ、体力の回復をさせていきます。

便と共に体内に入った菌を出しますので、下痢止めは使用しないでください。

下痢止めを使用すると、体内から菌が出にくくなり、かえって長引かせることになってしまいます。

症状がひどい場合には、早急に受診するようにしてくださいね。

 

麻痺性貝毒

潜伏期間はほぼなく、感染をしてしまうと食後30分程度で軽度の麻痺が始まります。

麻痺は全身に広がり、重症の場合は呼吸麻痺で死亡することがあるそうです。

有効な治療法や解毒剤はありません。

症状が出た場合には、直ちに人工呼吸により呼吸を確保し処置をしなければいけませんし、救急車の手配を!

 

貝毒は加熱すると大丈夫?

加熱すると毒はなくなって欲しい・・・のですが、こちらも残念ながら、貝毒は加熱処理・冷凍処理をしてもなくなりません

ニオイや見た目で、貝に毒があるかどうかも見分けはつきません!

どのように処理をしても貝毒はなくなりませんので、貝毒の恐れのある貝は食べるのを中止する!これしか手段がないのです。

例えば、お店で売られている貝に関しては、検査がされているので、ほぼ大丈夫なのですが、潮干狩りで自分で獲った貝に関しては、なんとも言えませんよね。

もちろんすべての貝に毒があるわけではありませんし、潮干狩りも楽しいのですが、これでは怖くてできません。

ということで、絶対に安全とは言い切れないものの、安全性が高いのは、地元の漁協などが管理している有料の潮干狩りスポットを利用すること。

 

さいごに

まず潮干狩りに行く際には、ニュースなどで貝毒の発生情報を確認しましょう。

免疫力のない子供や高齢者が貝毒中毒症になると、症状が重症化しやすくなります。

食べるだけが危険なのではなく、菌のついている手で赤ちゃんを触ってしまい感染したという例もありますので、ぜひ万全の注意をしてくださいね。

 

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